劇団☆新感線は元々、大阪芸術大学の学生らによって結成された小さな劇団でした。その後、小劇団ブームに乗っかって大変な人気を獲得しました。オリジナリティ溢れる脚本は魅力的で、日本で最もチケットの取れない劇団とも言われています。
つかこうへいイズム
そもそもの旗上げの理由は、劇作家であったつかこうへい氏の作品を片っ端から上演するためでした。舞台装置や衣装に頼らず、役者の芝居だけで魅せることがを理想とした劇作家で、劇団が大きくなった今でも、その信念は受け継がれています。役者の力強い芝居こそが、劇団新感線の最大の魅力と言っても過言ではないでしょう。